最終回 みんなを楽しませることが僕の喜び!
2010年 09月 30日
[みんなを楽しませることが僕の喜び]
お父さんは、小さい頃から僕にいろんなことを体験させてくれるんだ。
今年の1月、ある警察署の「110番の日」のイベントに友だちの警察犬のフランカーと一緒に出ました。
お父さんが、訓練所の先生とおまわりさんに頼んでくれて、僕は警察犬見習い犬ということにしたんだ。
すごく大きなお店のイベントホールが会場でした。
その日は、親子連れの人たちが大勢来て、白バイと記念撮影やおまわりさんとのクイズなんかで大賑わいだったんだ。
フランカーと僕が出たのは 「警察犬とのふれあいコーナー」。
こんなこと初めてなので、ちょっと不安だったんだけど、お父さんは
「大丈夫。いつもどおりのダッキーでいいんだよ。」と言ってくれました。
だから、いつものように愛嬌をふりまいてたら、僕たちのコーナーにもたくさんの人が来てくれました。
そして一緒に写真を撮ったり、触ってもらったりして、みんなに喜んでもらって、本当に嬉しかったです。
お父さんも、僕が最後までちゃんとできるかどうか、心配なところもあったみたいだけど、僕にとっていい経験だから、とお願いしてくれたんです。
終わったあと、お父さんから「ダッキー、よくやったよ~~。」っていって、いっぱい誉めてもらったんだ。
(エッヘン)
フランカーのジャンプです。僕より1歳年上。僕が訓練所に入ったとき、一番の仲良しだったんだ!
きれいなジャンプ。さすがバリバリの警察犬だな~~。
僕のジャンプはお父さんが教えてくれたんだよ。フランカーみたいにかっこよくないけど、どうだーー!?
それに、こんなところも登り降りできるんだぞ!訓練しないで、一回でできたんで訓練所の先生もお父さんもびっくりしたよ~!
それに、お父さんは訓練所の先生から「小さいうちから車や人がたくさんいる所を歩かせたほうがいいよ」と言われたんです。
それで、休みの日には大きな駐車場や繁華街を歩かさせられたんだ。
ある日、大通りを散歩したときです。
僕は急にウンチがしたくなり、しゃがんだら お父さんが慌てて「そこはダメ!」と別の場所にギリギリ連れて行かれたんだ。
そのときはちょうどお昼の時間。僕がしゃがんだ場所は大きなお蕎麦屋さんの入り口のドアの前で、お店のほうにお尻を向けてしゃがんじゃったんだ。 (自動ドアが開かなくて、よかったあ~汗)
あとね~~。すごくたくさん人が来ているイベント会場に行ったときのこと。
屋台のお姉さんが「おりこうね」って言って、焼き鳥をくれようとしたり(お礼を言って、断ったの・・お父さんが)
いろんな人が話しかけてきたんだ。お父さんは得意になって人ごみの中を歩いていました。
実はそのとき、僕は肩からお腹にかけて、ごつーい ハーネスタイプの車用のシートベルト(もちろん後ろの座席です)をしてたんだ。
それに、お父さんはアメリカ大統領の警護をしている人と同じような真っ黒いサングラスをかけて歩いてたから、目の不自由なお父さんが盲導犬を連れて歩いているんだと思われたんだって・・
それを知ってお父さん ちょっとガク~~っときたみたい。
それからね~~小さいときから海水浴や高い山にも登ったり、ソリ遊びもしたんだ。
この前は、福島の裏磐梯国立公園・・桧原湖の目の前にある、犬が泊まれるペンションに行ってきたよ。
熊よけの鈴をつけて山に登ったり(きつかったな~~)、大きな湖でいっぱい泳いできたんだ。
秋田の田沢湖で泳いだこともあるけど、ここも大きな湖だったので、お父さんの声が聞こえないように遠くまで泳いだんだよ~
遠くに見えるのはネッシーじゃないよー。
スーパーへの買い物にも連れて行かれるんだ。
ときどきリュックを背負わされます。
帰りには買ったものをごっそり入れられて、重いから、行くのイヤだなーと思うこともあるんだ。
でも、買い物をしているのを待っている間、嬉しそうに僕のそばに来て、声をかけたり、なでていく人がいるんだよ。
お父さんに、 「犬が好きでも飼えない人もいるし、犬にいっぱい思い出がある人もいるんだよ。そういう人たちに、ダッキーはとてもいいことをしてるんだよ。」って言われるんだ。
いつもお父さんは、 「ダッキーが少しでも人に喜んでもらえることをしてほしいんだ。」と言ってました。
そう、小さいとき 「ダッキーが警察犬になってほしいな」って 言っていたのも、いろんな経験をさせてくれたのも、そういうことだったんだね。
僕はそんな立派なことはできないけど、小さなことでもできることから、やっていけばいいんだと思いました。
今日で僕のブログも終わります
得意技は留守番なんて書いちゃったけど、お父さんと二人なので、寂しいこともあるんだ。
でも、このブログで、たくさんの人に見てもらって、そしていっぱい声をかけてもらったり、喜んでもらえて本当に嬉しかったです!
僕は、みんなのことを ずーーっと忘れないからね!
「僕の一番の嬉しいことは、みんなに喜んでもらうことなんだ。」
僕のことも、ときどき思い出してね。
ありがとうー ぼく これからも 頑張るからね!
僕が住んでいる東北の街で~す!
小夏ママからの感謝!
ダッキー、本当にありがとう!
ここでのあなたの成長の様子から犬を飼う事の意味と、丁寧に生きることの大切さを学ばせてもらいました。
そしてここへいらしてくださった皆さん 本当にご声援ありがとうございました。
小夏庵にも関連記事を載せましたが、こうしてエピソードを提供してくださったダッキーのお父さんに
心より感謝します。
犬を飼うとき読んでおくといいサイト→日本警察犬協会HP「犬との共生に必要なマナー」
お父さんは、小さい頃から僕にいろんなことを体験させてくれるんだ。
今年の1月、ある警察署の「110番の日」のイベントに友だちの警察犬のフランカーと一緒に出ました。
お父さんが、訓練所の先生とおまわりさんに頼んでくれて、僕は警察犬見習い犬ということにしたんだ。
すごく大きなお店のイベントホールが会場でした。
その日は、親子連れの人たちが大勢来て、白バイと記念撮影やおまわりさんとのクイズなんかで大賑わいだったんだ。
フランカーと僕が出たのは 「警察犬とのふれあいコーナー」。
こんなこと初めてなので、ちょっと不安だったんだけど、お父さんは
「大丈夫。いつもどおりのダッキーでいいんだよ。」と言ってくれました。
だから、いつものように愛嬌をふりまいてたら、僕たちのコーナーにもたくさんの人が来てくれました。
そして一緒に写真を撮ったり、触ってもらったりして、みんなに喜んでもらって、本当に嬉しかったです。
お父さんも、僕が最後までちゃんとできるかどうか、心配なところもあったみたいだけど、僕にとっていい経験だから、とお願いしてくれたんです。
終わったあと、お父さんから「ダッキー、よくやったよ~~。」っていって、いっぱい誉めてもらったんだ。
(エッヘン)
フランカーのジャンプです。僕より1歳年上。僕が訓練所に入ったとき、一番の仲良しだったんだ!
きれいなジャンプ。さすがバリバリの警察犬だな~~。
僕のジャンプはお父さんが教えてくれたんだよ。フランカーみたいにかっこよくないけど、どうだーー!?
それに、こんなところも登り降りできるんだぞ!訓練しないで、一回でできたんで訓練所の先生もお父さんもびっくりしたよ~!
それに、お父さんは訓練所の先生から「小さいうちから車や人がたくさんいる所を歩かせたほうがいいよ」と言われたんです。
それで、休みの日には大きな駐車場や繁華街を歩かさせられたんだ。
ある日、大通りを散歩したときです。
僕は急にウンチがしたくなり、しゃがんだら お父さんが慌てて「そこはダメ!」と別の場所にギリギリ連れて行かれたんだ。
そのときはちょうどお昼の時間。僕がしゃがんだ場所は大きなお蕎麦屋さんの入り口のドアの前で、お店のほうにお尻を向けてしゃがんじゃったんだ。 (自動ドアが開かなくて、よかったあ~汗)
あとね~~。すごくたくさん人が来ているイベント会場に行ったときのこと。
屋台のお姉さんが「おりこうね」って言って、焼き鳥をくれようとしたり(お礼を言って、断ったの・・お父さんが)
いろんな人が話しかけてきたんだ。お父さんは得意になって人ごみの中を歩いていました。
実はそのとき、僕は肩からお腹にかけて、ごつーい ハーネスタイプの車用のシートベルト(もちろん後ろの座席です)をしてたんだ。
それに、お父さんはアメリカ大統領の警護をしている人と同じような真っ黒いサングラスをかけて歩いてたから、目の不自由なお父さんが盲導犬を連れて歩いているんだと思われたんだって・・
それを知ってお父さん ちょっとガク~~っときたみたい。
それからね~~小さいときから海水浴や高い山にも登ったり、ソリ遊びもしたんだ。
この前は、福島の裏磐梯国立公園・・桧原湖の目の前にある、犬が泊まれるペンションに行ってきたよ。
熊よけの鈴をつけて山に登ったり(きつかったな~~)、大きな湖でいっぱい泳いできたんだ。
秋田の田沢湖で泳いだこともあるけど、ここも大きな湖だったので、お父さんの声が聞こえないように遠くまで泳いだんだよ~
遠くに見えるのはネッシーじゃないよー。
スーパーへの買い物にも連れて行かれるんだ。
ときどきリュックを背負わされます。
帰りには買ったものをごっそり入れられて、重いから、行くのイヤだなーと思うこともあるんだ。
でも、買い物をしているのを待っている間、嬉しそうに僕のそばに来て、声をかけたり、なでていく人がいるんだよ。
お父さんに、 「犬が好きでも飼えない人もいるし、犬にいっぱい思い出がある人もいるんだよ。そういう人たちに、ダッキーはとてもいいことをしてるんだよ。」って言われるんだ。
いつもお父さんは、 「ダッキーが少しでも人に喜んでもらえることをしてほしいんだ。」と言ってました。
そう、小さいとき 「ダッキーが警察犬になってほしいな」って 言っていたのも、いろんな経験をさせてくれたのも、そういうことだったんだね。
僕はそんな立派なことはできないけど、小さなことでもできることから、やっていけばいいんだと思いました。
今日で僕のブログも終わります
得意技は留守番なんて書いちゃったけど、お父さんと二人なので、寂しいこともあるんだ。
でも、このブログで、たくさんの人に見てもらって、そしていっぱい声をかけてもらったり、喜んでもらえて本当に嬉しかったです!
僕は、みんなのことを ずーーっと忘れないからね!
「僕の一番の嬉しいことは、みんなに喜んでもらうことなんだ。」
僕のことも、ときどき思い出してね。
ありがとうー ぼく これからも 頑張るからね!
僕が住んでいる東北の街で~す!
小夏ママからの感謝!
ダッキー、本当にありがとう!
ここでのあなたの成長の様子から犬を飼う事の意味と、丁寧に生きることの大切さを学ばせてもらいました。
そしてここへいらしてくださった皆さん 本当にご声援ありがとうございました。
小夏庵にも関連記事を載せましたが、こうしてエピソードを提供してくださったダッキーのお父さんに
心より感謝します。
犬を飼うとき読んでおくといいサイト→日本警察犬協会HP「犬との共生に必要なマナー」
by ducky2010
| 2010-09-30 23:43
| 成長期